BNPパリバ・アセットマネジメント(BNPP AM)では、サステナビリティを事業戦略の中心に据え、投資における中核的な信念の1つと位置付けています。私たちは、より低炭素で、より包摂的で、環境に責任を持つ経済への移行は、人類が生存していく世界の長期的な持続可能性のみならず資本市場の長期的な持続可能性の確保のためにも欠かすことはできないと考えています。お客様に持続可能なリターンを長期にわたってお届けすることは、私たちの使命の根幹となっています。
この使命遂行のため、私たちは気候変動との闘いに長年貢献してきました。2021年には、ポートフォリオに組み入れた投資先企業の排出量ネットゼロを2050年かそれ以前に達成することを目指し、イニシアチブに加盟しました。
この達成のために、私たちは「ネットゼロ・ロードマップ」を公表することといたしました。これはBNPP AMのコミットメントや今後の行動の枠組みです 。このロードマップを通じ、私たちは「より良い世界をつくることに貢献するサステナブル・インベスター」として、気候変動が今後もたらすリスクと機会に立ち向かってまいります。
最初のステップとして、運用資産の50%に相当する約2,500億ユーロに取り組みを集中させる方針です。この対象となる上場株式・社債について、私たちは2050年までにネットゼロを達成するツールやデータを備えており、いずれは対象範囲を100%へ拡大する計画です。
ネットゼロを2050年までに達成することは容易ではないでしょう。そのためには、投資や事業、政治の分野における世界中のステークホルダーを地政学的に複雑な状況下で同じ方向に導かなければなりません。この目的に向け、お客様、企業、政府、市民社会と共に取り組みを続けることがカギとなるでしょう。私たちは課題に向かい、立ち上がってまいります。
