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2023年 BNPパリバ・アセットマネジメントCEOからお客様へのメッセージ

2023年1月

                                              BNPパリバ・アセットマネジメント CEO サンドロ・ピエリ

昨年は私たちにとって、大変な1年となりました。

良かった点としては、世界中の多くの国々で、ポストコロナにおいてある程度の正常状態を取り戻したことです。

これに対し、武力紛争や地政学的な緊張、エネルギーなどの供給危機、極端な気候変動、高水準かつ持続的なインフレなどが見られました。そして、その結果として金融政策の非常に急速かつ急激な変化が生じ、不確実性が高まることとなりました。

確かにこうした問題は、私たちすべてにとって難しい課題ではありますが、お客様に代わって私たちが対処することができる種類の課題でもあります。今後数十年にわたって世界の進むべき道を左右すると思われるメガトレンド(時代の大きな流れ)になりうるのは、こうした課題のうちごくわずかしかありません。

最初の、そして最も重要なメガトレンドは、サステナビリティ(持続可能性)です。これは日常的なことのように思えるかもしれませんが、まだ比較的新しいテーマであり、業界としてその影響に完全に対処できていないということを忘れてはいけません。規制は複雑で、絶えず変化し、常に一貫しているわけではありません。しかし、このトピックに早い段階から取り組んだことで、お客様にとって重要な分野でお役に立つために必要な力と専門知識を得ることができました。これが、私たちが最先端のESGデータを投資決定に統合すること、そしてサステナビリティ主導の業務プロセスがお客様に確実に提供されるようにするために必要な管理フレームワークに多額の投資を続ける理由です。

私たちが直面している変化の規模は、前例のない大きさです。例えば、単に排出量を削減するだけではなく、ネットゼロの世界に向けて積極的に動かなければならないということです。そのためには、従来以上の規模での資本再配分が必要となります。持続可能な成長のためにポートフォリオを見直すだけでなく、より良い世界をつくるために資金を提供する機会が私たちすべてにもたらされます。こうした規模の課題に対しては、金融システム全体で従来とはまったく異なるレベルの考え方が必要なのです。

新しい世界への移行は、極めて複雑なものであり、1人で立ち向かうことはできません。お客様や規制当局、同業他社とも協力することで初めて、道理にかなった成功への道を切り開くことができると信じています。ネットゼロやポートフォリオにおける生物多様性へのインパクト測定といったロードマップの策定は、私たちの行動を導くのに役立つでしょう。しかし、それらが結果をもたらすためには、それを怠ることなく全面的に適用する必要があります。

サステナビリティは、今日の私たちのビジネスを管理するとともに、将来に向けた位置づけを決定付けるものになるでしょう。昨年末に当社は、持続可能な森林投資などを手掛けるInternational Woodland Company(IWC)の過半数の株式を取得することを発表しました。こうした決定は、お客様に新しい投資機会を創出するだけでなく、サステナビリティの取り組みを実現する方法ともなりえます。

もちろん、将来のメガトレンドとなるのは、環境に限った話ではありません。世界の複雑性は強まっており、極めて大きな技術革新が必要とされています。私たちは、より多くのアルファ(超過収益)の源泉を明らかにし、お客様と運用資産を守るため、業界最高水準のテクノロジーに投資するとともに、当社の優れた人的資本をさらに強化することに取り組んでいます。

最後に、人口動態が変化する中で、資産運用においてはより先を見据える必要があり、持続可能なリターンに焦点を当てることの重要性がますます強まっています。アクティブ運用はこれからも常に重要であり続け、結局のところ、それが将来の勝者を決することになると思われます。しかし、投資期間が長期化することは、インフラストラクチャーなど非流動資産へのより多くの投資を必要とし、数ヶ月ではなく数年にわたる高いリターンの達成につながります。こうした課題に対して、当社は昨年、プライベート・アセットに特化した部門を創設し、オランダの住宅ローン投資運用の大手Dynamic Credit Groupの株式を過半数取得することを決めました。これにより、新しい分野で規模のメリットを活かし、あらゆるタイプのお客様にソリューションを提供することができると考えています。

全体として、2022 年は試練の年であり、私たちが昨年目にした多くの出来事は今年も継続するでしょう。景気サイクルを考えれば、債券やマネー・マーケットなどの分野はリターンの回復が見込まれますが、この数年で学んだことの1つは、予想外のことを予期する必要があるということです。私たちはどんな課題に直面しても、ともに向き合い、長期にわたって持続可能な投資リターンを提供するという、お客様に対するコミットメントは揺るぎません。

当社に大切なご資産を託して頂き、誠にありがとうございます。穏やかな2023年をお約束することはできませんが、お客様とともに歩んでいくことをお約束いたします。

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